Meld StudioをKickで使う
Meld StudioはKickで使えます。KickもMELDを対応配信ソフトとして挙げています(How to stream on Kick.com(英語))。MeldでOutputs(出力)パネルを開き、+をクリックしてKickを選び、Login(ログイン)をクリックします。ブラウザでKickにログインするだけで、ストリームキーをコピーする必要はありません。KickBotのウィジェットなどのKick用オーバーレイは、Browser(ブラウザ)レイヤーに入れます。
Meld Studioは無料で、透かしも時間制限もなく、WindowsとmacOSで動きます(meldstudio.co(英語))。このガイドでは、Meld公式のKickのドキュメント(英語)に沿ったKickの設定と、KickBotのオーバーレイの追加方法を説明します。
- Windows:64ビット版のWindows 10(バージョン2004以降)またはWindows 11で、IntelまたはAMDのプロセッサー。Arm版Windowsには対応していません。
- macOS:macOS 12以降で、IntelまたはApple Silicon。
- Kickアカウント。Meld Studioは、Linux、Chromebook、スマホ、タブレットでは使えません。
出典:Install Meld Studio(英語)。
Meld StudioをKickに接続する
Section titled “Meld StudioをKickに接続する”- Meld Studioの右上にあるOutputsパネルを開きます。
- **+**アイコンをクリックし、Kickを選びます。
- Kickの出力設定でLoginをクリックします。
- ブラウザが開きます。配信に使うKickアカウントでログインし、正しいアカウントか確認してから、接続を許可します。
- Meldに戻り、出力の詳細を確認します。Kick Channel(Kickチャンネル)欄には、編集できるラベルが表示されます。ラベルを変えても、接続しているアカウントは変わりません。
Kickのサーバーとストリームキーは、Meldが自動で取得します。ストリームキーを使いたい場合は、Custom RTMP(カスタムRTMP)出力を追加し、Kickのダッシュボード(Creator Dashboard)からサーバーURLとストリームキーを貼り付けます。Kickのストリームキーを確認するをご覧ください。
Kick向けの配信設定
Section titled “Kick向けの配信設定”MeldがKick向けにすすめている設定は次のとおりです。
| 設定 | Meldのおすすめ |
|---|---|
| 解像度 | 1920×1080 |
| フレームレート | 60 fps |
| ハードウェアエンコーダー | オン(例:NVIDIA GPUのNVENC) |
| 映像ビットレート | 最大8,000 kbps |
| 音声ビットレート | 160 kbps以上 |
| x264(CPUエンコーダー) | 品質プリセットFastまたはStandard |
Kick自体の制限は、H.264のみ、固定ビットレート(CBR)、1,000〜8,000 kbps、最大1920x1080・60 fps、キーフレーム間隔2秒です(Kickヘルプセンター(英語))。アップロード速度が遅い場合は、ビットレートを下げてください。選び方はKickにおすすめのOBS設定で説明しています。値はMeldでも同じです。
1080pで送っていても、規模の小さいチャンネルは、一定のエンゲージメントに達するまで最大720p60で視聴者に表示されることがあります。このために設定を変える必要はありません(Kickヘルプセンター(英語))。
縦型配信をする場合は、MeldでKickの出力を縦向きのキャンバスに割り当てます。
配信を始める
Section titled “配信を始める”- 配信タイトルとカテゴリーを設定します。Kickによると、これがないと配信が正しく始まらないことがあります。MeldのGo Live Review(配信前の確認)ウィンドウにKickのタイトルとカテゴリーが表示される場合は、そこで確認します。表示されない場合は、Kickのダッシュボードで設定します。
- Outputsパネルで、Kickの出力がオンになっているか確認します。
- Go live(配信開始)をクリックします。確認ウィンドウが開いたら、内容を確認します。
配信が始まって安定すると、Meldに確認が表示されます。終えるときはGo Offline(配信終了)をクリックします。出力を1つだけオフにすると、そのプラットフォームの配信だけを止められます(Meld: Going Live(英語))。
KickBotのオーバーレイをMeldに追加する
Section titled “KickBotのオーバーレイをMeldに追加する”KickBotのオーバーレイはすべてWebリンクで、Browserレイヤーとして追加します。チャットオーバーレイ、アラート、目標、TTS、投げ銭アラート、AI画像のどれも同じ方法です。
- KickBotでリンクをコピーします。
- ウィジェット(チャット、アラート、カウンター、目標):保存したウィジェットのURLをコピー。先にウィジェットライブラリからインストールしておきます。
- TTS:TTS設定にあるウィジェットのURL。
- 投げ銭アラート:投げ銭 > ウィジェット。
- MeldのLayers(レイヤー)パネルで**+**をクリックし、Browserを選びます。リンクをキャンバスに直接貼り付けることもできます。
- Inspector(インスペクター)のURL欄にリンクを貼り付けます。
- サイズを、KickBotに表示されているウィジェットのサイズに合わせます(例:アラートなら800 × 600)。
- 音が出るもの(アラート、TTS、投げ銭アラート)は、URL欄の下にあるAdd an audio track for the source(ソースの音声トラックを追加)をオンにします。Meldは、ブラウザレイヤーに音声トラックを自動では追加しません。自分でも音を聞きたい場合は、そのトラックのCUEをオンにします。
オーバーレイを再読み込みするには、URL欄の横にある再読み込みアイコンを使います。ブラウザレイヤーについては、Meldのレイヤーのドキュメント(英語)に詳しく載っています。レイヤーのサイズを変えてもページのサイズを保つLock Size(サイズを固定)もそこで説明されています。
OBSとStreamlabs Desktopでの同じ手順と、トラブルシューティングはブラウザソースを追加するをご覧ください。ウィジェットの設定はチャットオーバーレイ、画面アラート、TTSを設定するにあります。
MeldのウィジェットとKickBotのウィジェット、どちらを使う?
Section titled “MeldのウィジェットとKickBotのウィジェット、どちらを使う?”Meldには、チャットウィジェットやアクティビティウィジェットなどの標準ウィジェットがあり、Kick、Twitch、YouTube、TikTokのイベントに反応します。Meldによると、使えるイベントはプラットフォームごとに違います(Meld widgets(英語))。
KickBotのウィジェットはKick専用です。最小値と最大値を設定できるギフトサブスクとKICKsのアラート、レイドアラート、サブスクとフォロワーの目標、3,000種類以上のボイスを使えるTTS、Kickのチャットオーバーレイがあります。
両方を使ってもかまいません。アラートの種類ごとに使うツールを1つに決めておけば、1回のフォローでポップアップが2つ出ることはありません。
MeldでのKickチャット
Section titled “MeldでのKickチャット”MeldのStream Chat(配信チャット)パネルにはKickのチャットが表示され、MeldからKickのメッセージに返信できます(Meld Multi Chat(英語))。先にKickの出力でログインしておいてください。
KickBotのチャットボットはMeldの中では動きません。KickBotのサーバーで動き、どのアプリで配信していてもKickのチャットに投稿します。KickBotをチャンネルのモデレーターにしておく必要があります。KickBotをモデレーターに追加するとKickでチャットボットを設定するをご覧ください。
Kickとほかのプラットフォームで同時配信する
Section titled “Kickとほかのプラットフォームで同時配信する”Meldでは、Kick、Twitch、YouTubeなどに同時に配信できます。プラットフォームごとに出力を1つずつ追加します。KickパートナーがTwitchやYouTubeにも配信する場合は、KickのMultistreaming(同時配信)の切り替えをオンにする必要があります。KickとTwitchで同時配信するをご覧ください。
トラブルシューティング
Section titled “トラブルシューティング”KickBotのオーバーレイに何も表示されない:多くのオーバーレイは、フォローやチャットメッセージなどのイベントがあったときだけ表示されます。URLの横の再読み込みアイコンをクリックしてください。リンクを最後まで貼り付けたかも確認してください。
アラートやTTSの音が出ない:ブラウザレイヤーでAdd an audio track for the sourceをオンにし、Audio Mixer(音声ミキサー)でそのトラックがミュートになっていないか確認してください。
オーバーレイが切れる、またはぼやける:キャンバス上で引き伸ばさず、Inspectorでレイヤーをウィジェットのサイズに設定してください。
Kickで配信が始まらない:Kickでタイトルとカテゴリーが設定されているか、Kickの出力がオンになっているか、ビットレートが8,000 kbps以下かを確認してください。そのあと、Kickの出力でもう一度ログインしてみてください。
別のKickチャンネルに配信されてしまう:Kick Channel欄はただのラベルです。Kickの出力でもう一度Loginをクリックし、ブラウザで正しいKickアカウントにログインしてください。
よくある質問
Section titled “よくある質問”Meld StudioはKickで使えますか?
はい。Meld StudioにはKickの出力が標準で入っています。Outputsパネルで追加し、LoginをクリックしてKickアカウントを接続します。
MeldでKickに配信するのに、ストリームキーは必要ですか?
Kickの出力でLoginを使うなら不要です。ストリームキーが必要なのは、Custom RTMP出力を使う場合だけです。
Meld Studioは無料ですか?
はい。Meldによると、Meld Studioは無料で、透かし、時間制限、隠れた料金はありません。WindowsとmacOSで動きます。
KickBotはMeld Studioで使えますか?
はい。KickBotのオーバーレイをBrowserレイヤーとして追加します。チャットボットはKickBotのサーバーで動くので、どの配信アプリでも使えます。